Artek テーブル80A|平均¥83,197だが、¥30,000で買えた事例もある
アルヴァ・アアルトが1935年にデザインしたテーブル80A。フィンランドバーチの脚部が描く「L-レッグ」は、北欧モダンデザインの出発点とも言える存在だ。その中古相場が「平均的な価格帯」として安定してきた。
相場の幅広さに注目
直近30日間のデータ:
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 平均落札価格 | ¥83,197 |
| 最低価格 | ¥30,000 |
| 最高価格 | ¥149,820 |
| 取引件数 | 9件 |
最低と最高で約5倍の差がある。同じ「テーブル80A」でもこれだけの開きが出るのはなぜか。
考えられる理由は、天板の仕上げ・サイズ・ヴィンテージかリイシューか・リノリウムかバーチ無垢かといったバリエーションの多さにある。Artekは長い歴史の中でさまざまなスペックを展開してきたため、「テーブル80A」と一括りにはできないのだ。
¥30,000台と¥140,000台の個体は何が違うのか
低価格帯の個体には、以下のような特徴があることが多い:
- 天板の傷やシミ
- 脚部の色褪せや塗装剥がれ
- リイシュー品(近年の再生産モデル)
一方で¥100,000超の個体は:
- ヴィンテージ品、もしくは限定仕上げ
- コンディション良好で付属品完備
- 人気の高い天板仕上げ
つまり、¥83,197という平均値はあくまで参考。自分が求めるスペックのテーブルが市場でいくらで取引されているかを、個別に見ていく必要がある。
動き方のヒント
購入希望の方: 焦る必要はまったくない。9件の取引があるということは、月に2〜3回は出品があるペース。自分の理想に近い個体が出てくるまで待てる環境だ。¥50,000〜¥80,000で状態の良い個体が出れば、相場的には良い買い物になる。
売却希望の方: 平均¥83,197を目安に、自分の個体の仕様と状態を客観的に評価したうえで価格設定を。写真では天板の質感と脚部の状態がわかるショットを複数掲載するのが、高値成約のコツだ。
春や秋の引越しシーズンに需要が高まる傾向がある点も、タイミング判断の材料になるだろう。
このデータはKaguMetricsが毎日集計する実取引データをもとに作成しています。

