ネルソン プラットフォームベンチ ウッドトップ|¥27,000〜¥165,000の価格差に潜む真実
ジョージ・ネルソンがデザインし、ハーマンミラーが製造するプラットフォームベンチ。ウッドトップ仕様の中古相場は現在「平均的な価格帯」にある。だが、¥27,000から¥165,000まで約6倍の価格差がある点は見過ごせない。
直近30日のスナップショット
7件の取引で平均落札価格は¥69,807。初回判定の結果だ。
この価格は、プラットフォームベンチの新品価格(サイズによるが¥20万〜¥50万超)に対して妥当なリセール水準と言えるだろう。ただし7件という取引数は心許ない。
なぜ6倍もの価格差が生まれるのか
プラットフォームベンチは、サイズ展開が豊富なプロダクトだ。
- 48インチ(約122cm):コンパクトなエントリーモデル。中古では¥30,000前後から
- 60インチ(約152cm):最も流通量が多い標準サイズ
- 72インチ(約183cm):大型モデルは新品価格も高く、中古でもプレミアムがつく
さらに、天板の木材(ウォールナット vs メープルなど)や脚部の状態、ヴィンテージかモダンプロダクションかによっても価格は大きく変わる。¥27,000の取引はおそらくコンパクトサイズで使用感のある個体、¥165,000は大型の良品と推測される。
投資対象としての評価
プラットフォームベンチはミッドセンチュリー家具の中でも「実用性の高いアート」という位置づけだ。ベンチとして、テレビ台として、ディスプレイ棚として――用途の幅広さが資産価値の下支えになっている。
とはいえ、現時点で投機的に購入するのはおすすめしない。理由は明快で、7件のサンプルでは中長期のトレンドを判断できないからだ。
今はどう構えるべきか
購入検討者:自分が必要としているサイズを明確にした上で、そのサイズの過去取引を参考に適正価格を見極めよう。¥50,000〜¥70,000で標準サイズの状態良好品が見つかれば、悪くない買い物だ。
売却検討者:平均¥69,807を参考に、サイズと状態に応じた価格設定を。大型モデルなら強気の設定も可能だが、流通量が少ないため売却までに時間がかかる可能性は覚悟しておこう。
急ぐ理由はどちらにもない。データが蓄積されるまで、市場を見守る姿勢でいこう。
このデータはKaguMetricsが毎日集計する実取引データをもとに作成しています。