PH2/1 テーブルランプ、2026年5月の中古価格はどう動いた?平均8.9万円の市場を読む
いま、PH2/1の中古市場で何が起きているのか
「そろそろ手放そうか」「ずっと探していたあの照明を」——PH2/1 テーブルランプの売買を考えている方にとって、2026年5月は判断しやすい時期だ。
直近の中古相場は平均 ¥88,614。過去90日の平均 ¥87,290 とほぼ変わらず、±3%以内の安定推移が続いている。テーブルランプという製品特性上、季節の影響を受けにくいことに加え、PH2/1はLouis Poulsenのなかでも特に根強い支持を集めるロングセラーだ。テレワーク定着で「自宅の照明を本気で考える層」が厚くなったことも、需要を下支えしている。
新品定価は約¥150,000〜¥160,000と見られるので、中古相場は定価のおよそ55〜59%。名作照明のリセール率としてはかなり優秀で、製品の耐久性とデザインの普遍性がそのまま数字に表れている。
取引データの全貌
| 項目 | 直近30日 | 直近90日 |
|---|---|---|
| 平均落札価格 | ¥88,614 | ¥87,290 |
| 最低価格 | ¥32,950 | ¥32,950 |
| 最高価格 | ¥174,635 | ¥174,635 |
| 取引件数 | 22件 | 30件 |
最安値¥32,950から最高値¥174,635まで、約5倍超の開きがある。コンディション・カラーバリエーション・付属品の有無で大きく値段が変わることを物語るデータだ。月間22件という取引数も、テーブルランプのカテゴリでは流動性が高い部類に入る。
コンディションで、こんなに値段が変わる
データを紐解くと、ランク不明品が7件・平均¥75,779、ランクA品が3件・平均¥105,879という構成が浮かび上がる。
- ランク不明品:7.6万〜8.5万円帯での成約が中心。詳細な状態記載がないか、ある程度の使用感がある標準コンディション
- ランクA品:約10.5万円が基準ライン。最高で15万円超の成約事例も
つまり、予算¥75,000なら「使用感あり」を許容する必要があるが、¥90,000〜¥110,000を用意すれば状態の良い個体が射程圏内に入る。PH2/1はシェード部分の黄ばみや劣化が視覚的に目立ちやすいため、状態の差がそのまま満足度に直結する。
手放すなら——売却戦略のポイント
現在は**「標準的な売り時」**と判断できる。相場が安定圏にあり、月22件の取引が回っている以上、出品から30日以内の成約は十分に狙える。
出品価格の目安:¥86,000〜¥91,000
この帯域なら相場との乖離が小さく、買い手からの反応を得やすい。極端に高い設定は回転率を下げるし、¥75,000以下では安売りになる。
高値で決めるために意識したい3つのこと:
- シェードを磨き上げる —— PH2/1は光を扱う道具だから、表面の汚れやほこりが価値を下げる。中性洗剤で優しく拭き、動作時の明るさがわかる写真を添えると信頼感が一段上がる。
- 型番・年代・付属品を正確に記載する —— 「Louis Poulsen PH2/1」だけでなく、製造年代や「オリジナルシェード完備」といった情報が検索流入を増やし、質の高い買い手を引き寄せる。
- 問い合わせには即レスする —— 最初の質問への回答速度が速いほど、¥2,000〜¥5,000程度の上乗せ効果があるとされる。
買うなら今?——購入判断の考え方
**結論から言えば、買い時だ。**ただし、戦略は必要。
相場が安定している今は、焦る必要がない。3ヶ月で30件の取引がある=週5件ペースで新規出品が出る計算なので、条件に合う個体を落ち着いて待てる環境にある。
予算別に考えると:
- ¥75,000〜¥80,000:使用感を許容できるなら十分。ただし出品説明は入念に読むこと
- ¥88,000〜¥95,000(平均帯):状態と価格のバランスが最良。将来¥85,000前後でのリセールも見込め、合理的な選択肢
- ¥100,000〜¥110,000:ランクA相当を狙える価格帯。これ以上出すなら、信頼できるリユースショップでの新品購入も比較検討の価値あり
購入前の必須チェック項目:
- 電源コード・プラグの安全性 —— 海外製の古い個体は日本の100V対応やプラグ規格の確認が必須。通電テスト時の発熱兆候にも注意
- シェードの割れ・ひび・黄ばみ —— PH2/1の多層シェードは紫外線で変色しやすい。写真だけで判断せず、質問で詳細情報を引き出すべし
- オリジナルパーツの完全性 —— 海外中古の場合、シェードが代替品に差し替わっている可能性がある。「全シェードがオリジナルか」「修理・交換履歴はあるか」を出品者に直接確認
総括
PH2/1 テーブルランプの中古相場は、直近3ヶ月にわたって平均¥87,000〜¥88,600で安定している。ポール・ヘニングセンが追求した「光と影のコントロール」という機能美は、70年以上を経ても色褪せず、インテリアの中心に据えられる存在であり続けている。
価格変動が穏やかな一方、状態ランクによる差(3万円台〜17万円台)は大きい。「正しい品を、正しい価格で見つける目」がものを言う市場だ。売却なら¥86,000〜¥91,000帯での出品が最適解。購入なら、安定相場を味方につけて「条件に合った一台」をじっくり待つのが賢い。名作照明の相場は短期投機ではなく、本質的な愛用価値に支えられた健全な市場といえる。
このデータはKaguMetricsが毎日集計するメルカリ・ヤフオク・リユースショップの実取引データをもとに作成しています。