オカムラ コンテッサ セコンダ、¥53,520〜¥81,618の狭いバンドで推移中
他のチェアとは異なる「安定感」
中古オフィスチェア市場で、コンテッサ セコンダのデータは少し異質だ。直近30日間の最低¥53,520と最高¥81,618、その差は約¥28,000。他の高級家具が5倍、10倍の価格差を見せる中で、このナロウなレンジは特筆に値する。
この安定感の理由は明快だろう。オフィスチェアは「状態」がほぼすべてを決める。デザインやヴィンテージ性で価格が跳ね上がる家具とは違い、座り心地・メッシュの状態・ガスシリンダーの動作という実用的な評価軸で値段が決まる。だからこそ、価格のばらつきが小さいのだ。
5件のデータが示す現状
- 平均落札価格: ¥63,720
- 最低価格: ¥53,520
- 最高価格: ¥81,618
- 取引件数: 5件
5件という少なさは気になるところだが、価格の収束度が高いため、¥60,000〜¥65,000が現在の「市場合意価格」と見なしてよさそうだ。テレワーク需要の一巡と供給の安定化が、この均衡を生んでいると考えられる。
急がなくていい、でも安くもならない
コンテッサ セコンダの相場は、急騰も急落も起きにくい構造にある。理由は2つ。
第一に、岡村製作所の品質基準が一定しているため、極端に安い「訳あり品」が出にくい。第二に、新品価格が20万円を超える製品であるため、中古での¥60,000台には一定の需要が常にある。
つまり、「もっと安くなるまで待とう」という戦略はあまり機能しない可能性がある。一方で、「今買わないと上がる」という切迫感もない。冷静に条件の良い個体を探す余裕がある状況だ。
具体的な判断基準
購入検討中の方は、以下をチェックリストにするといい。
- メッシュ座面のたるみ・ほつれがないか
- ヘッドレストの角度調整は正常か
- アームレストの高さ・角度・前後調整はスムーズか
- ガスシリンダーが沈まないか(最重要)
- キャスターの回転はスムーズか
これらを満たす個体が¥60,000前後で見つかれば、相場通りの適正取引と判断できる。¥53,000台なら掘り出し物だ。
このデータはKaguMetricsが毎日集計する実取引データをもとに作成しています。